Seabass Hack

近場の海や川で気軽にシーバスを釣ってみませんか。関西・関東の実釣経験をもとにシーバスを釣るためのノウハウを伝授します。

ルアー

バイブレーションでシーバス攻略 – おすすめルアーとは

投稿日:2018年2月26日 更新日:

デイゲーム最強のルアーことがバイブレーションです。バイブレーションは、シーバスを攻略するうえで避けては通れません。

今回、シーバスフィッシングにおけるバイブレーションの活用シーン、使用方法、おすすめのルアーに関してご紹介させていただこうと思います。

バイブレーションとは

Wikipediaでは、バイブレーションについて以下の通り定義されております。ラトル入りはバスで使用されますが、シーバスはサイレントタイプが基本になります。

プラグの中では唯一水より比重があり、着水と同時に素早く沈んでいく。ルアーを引くと、バイブレーションの名の通り激しく体を振動させながら浮上してくる。振動によって内蔵されたラトルが金属音を出すが、ラトル無しのサイレントタイプも一般的。リップがなく空気抵抗が少ないうえに比較的重量があり、かなりの飛距離を得ることができる。

Wikipedia:ルアーより引用

バイブレーションを引いていると、ドスンとしたバイトが味わえます。テンションを張りっぱなしで、重量があるルアーだからこその魅力です。

種類

シーバスで使用するバイブレーションのルアーは、以下の3種類になります。使用方法については、後ほどご紹介させてもらいます。

  • 中空タイプ
  • ソリッドタイプ
  • 鉄板タイプ

中空は、ゴツゴツした形状なルアーが多く、バスに有効です。シーバスはソリッド・鉄板のようにスリムの形状が多いです。(意外とゴツゴツしている中空のバイブレーションに反応が良かったりしますが。)

 

バイブレーションの活用シーン

どういった時にバイブレーションを使用するのか?バイブレーションの活用シーンについて、ご紹介していきたいと思います。

場所

バイブレーションの強みは、飛距離です。そのため、広範囲に攻めれることがメリットになります。活性の高い魚を狙うという意味で、オープンエリアを効率よく攻めていきましょう。

また、ある程度水深があるストラクチャー周りもポイントになります。岸壁沿いにバイブレーションを沈めて、歩きながらルアーを引いてくる「テクトロ」というテクニックもおすすめです。

逆に水深がないシャローのストラクチャー周りに関しては、(ピンポイント)で狙う釣りになるので、バイブレーションである必要があまりありません。あくまでもバイブレーションはでの釣りと捉えた方が効率が良く釣果を上げることができます。また、活性の低い魚をネチネチ狙うといったことにも不向きです。

水深

水深は、オールマイティーです。なぜなら、バイブレーションは狙うレンジをコントロールできるからです。バイブレーションは、最も水中を把握することが得意なルアーなので、そのエリアがどういった形状がを把握することができます。

そのため、ベイトが居るレンジや流れに変化があるポイントを見つけて、それをもとに投げる場所やレンジを決めるというように攻めることが可能になります。

水質

水質は、濁っている方がいいといえます。バイブレーション自体アピール力がとても強いので、シーバスがスレやすくなります。なので、濁っている中でもルアーローテーションを怠らないことが重要になってきます。

シーズン

シーズンとしては、夏と秋がベストです。早いスピードでも問題なくバイトしてくるほど活性が高い状況が良いです。また、夏の日光を使ったルアーの反射は、かなりのアピールになります。

天気

晴れている時の方が釣果が良い印象です。やはり太陽の反射が効くのかもしれません。ただ、風が強い日はバイブレーションの効果は絶大です。ミノー系のルアーだとどうしても空気抵抗が邪魔をして、飛距離が出ないので。

時間帯

日中がおすすめです。夜も釣れないことはありませんが、バイブレーションの広範囲へのアピールのメリットが活かしきれないため、やはりミノー系がメインになってきます。

 

 バイブレーションの使用方法

バイブレーションのルアーに共通した動かし方としては、ただ巻き(早巻き〜遅巻き)、リフト&フォールです。ヒイラギのような底ベタのベイトに合わせ、底を取りながらリフト&フォールをするといったこともしますが、基本はこの二通りになります。

出典:

ただ巻きの巻きスピードに関して、中空とソリッドはどのスピードでも良い動きをしますが、鉄板は一番良い動きをするスピードが決まっている印象です。そのため、ライン(スナップ)を通すアイ・ホール(穴)が複数空いていることが多いです。巻きスピードに合わせて、アイ・ホールを調節するようにしましょう。

 

バイブレーションおすすめルアー

今回、各種類の選抜として厳選したおすすめのルアーをご紹介します。

中空タイプ

ダイワ/DAIWA T.D.バイブ タイプ-R シーバスチューン 65S/72S

少し大きめがいい高アピール最強ルアー

 

TDバイブレーションといえば、バスの定番ルアー。それがシーバスフィッシングにおいてもかなり有効です。個人的には必ず一軍に入っています。

特に河川の橋脚周りで曇りの時が抜群にヒットしている印象です。フォール時に、ソリッドや鉄板と異なるヒラヒラ感を演出します。ピックアップ時にヒットすることも多々あるため、最後まで気が抜けません。

TDバイブレーションは東京在住時に出会いそればかり使ってた記憶があるくらいです。

以下動画では、TDサイレントバイブレーションの操作方法が解説されています。

ソリッドタイプ

Bassday/バスデイ レンジバイブ 55TG

ソルト専用バイブとして知らぬ人のいないベストセラー

70、90といったサイズは人気ですが、実は45、55などレンジバイブは小さい方が釣れている印象です。鉄板ほどアピールせず、サイズも大きくなく、綺麗な波動といった要因が重なって、シーバスがバイトしてくるのかと思っています。

房総半島では、夏の終わりに55を投げるとショゴが結構釣れます。シーバス以外にも使え汎用的なルアーともいえます。

鉄板タイプ

COREMAN/コアマン アイアンプレート IP-26

鉄板ルアーはIP(アイアンプレート)から始まった爆釣ルアー

今回ルアーを厳選するのにとても悩みました。冷音(レイン)やリアルスティール、ビッグバッカーなどたくさん釣れるルアーがあり、鉄板のルアーはバイブレーションで最も釣れるルアーと思っているからです。

IPは、遅く巻くとあまり泳がないので、早巻きがおすすめです。IPが世の中に出た時は衝撃的でした。正直、他の鉄板ルアーでも遜色なく釣れますが、今回は先駆的に開発されたIPを押します。

 

まとめ

以上、バイブレーションの活用シーン、使用方法、おすすめのルアーをご紹介してきました。バイブレーションゲームを始めてみてはいかがでしょうか。ドスンとしたバイトを味わえ、とても魅力的ですよ。

-ルアー

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

シーバスおすすめのワーム5選! – 最強ワームでシーバスを攻略しよう

「シーバスを釣るならとりあえずワームを投げろ」と筆者は思ってるほど、ワームはとにかく釣れます。大きくないが、数を釣りたいという方におすすめです。写真は筆者がよく使うワームをまとめてます。 今回シーバス …

ヒラスズキおすすめルアーはこれ! – 荒磯の王者、磯ヒラを攻略しよう

荒磯の王者といえば、ヒラスズキ!引きが強く、体高がありかっこいいので、シーバスアングラーにとっても人気のターゲットです。今回、ヒラスズキの鉄板おすすめルアーを紹介したいと思います。 ヒラスズキが釣りた …

トップウォーターでシーバス攻略 – おすすめルアーとは

水面での迫力あるシーバスのバイトシーン、とても魅力的だと思いませんか? この釣りが楽しめるルアーといえば、トップウォーターになります。 今回、シーバスフィッシングにおけるトップウォーターの活用シーン、 …

サヨリパターンおすすめのルアーはこれ! – 秋のシーバスを攻略しよう

秋は、シーバスだけでなく全ての魚の活性が非常に高いシーズンです。今回、秋を代表するサヨリパターンでおすすめのルアーを紹介したいと思います。 「サヨリが水面をざわついて、シーバスがボイルしているが、ルア …

イワシパターンおすすめのルアーはこれ! – シーバスを攻略しよう

イワシパターンは初夏から晩秋までと幅が広く、場所によっても異なるため、必ずルアーケースに一つは入れておくのがおすすめです。今回、イワシパターンでおすすめのルアーを紹介したいと思います。写真は年末に整理 …