紀ノ川は、80upのランカーシーバスの宝庫です。オールシーズン、シーバスの魚影があるため、冬の渋いシーズンもおすすめです。
以下の地図からもわかるように、紀ノ川は市街地の中心を流れる川なので、全体をどこからでも見渡すことができるエントリーしやすい川になっています。
今回、紀ノ川シーバスを攻略するために紀ノ川についての基本情報、攻略ポイント、おすすめのルアーに関してご紹介させていただこうと思います。
目次
紀ノ川とは
Wikipediaでは、紀ノ川について以下の通り定義されております。紀の川か紀ノ川か迷うところですが、検索のヒット数が圧倒的に多いという理由より、紀ノ川と表記させてもらっています。(正式には、紀の川のようですが。)
-
紀の川(きのかわ)は、奈良県から和歌山県へと流れ紀伊水道に注ぐ一級水系の本流。
Wikipedia:紀の川より引用
「奈良県大台ヶ原の源」から「紀伊水道」に注ぐ紀ノ川ですが、シーバスを狙うポイントは、地図の範囲でせいぜい河口から8kmまでです。そのあたりに大堰があり、それより上流にはシーバスがのぼれないような魚止めがされています。
環境
紀ノ川は、和歌山市の中心部を流れる川で、地形の変化に富んだ川になります。両岸に道があり、どこからでもエントリーできます。南側の河口付近に海釣り公園があり、北側の河口は和歌山港が隣接しています。
水質
生活排水が流れこんできますが、比較的水質がクリアです。そのため、台風や大雨の時に濁った時がチャンスになります。上げ潮の際は、逆流、2枚潮になることがあり、下げ潮の際は、流れが速くなります。
出典:ランガンフレーバー
紀ノ川攻略ポイント
どのようなポイントが釣果アップにつながるのか?攻略ポイントについて、ご紹介していきたいと思います。
狙いどころ
流れを利用するのが基本になります。ナイトゲームでは、橋の明暗部へドリフトするのが効果的です。人気エリアのため、エサ釣り師も多く、シーバスの居着きが期待できます。また、消波ブロックや船などのストラクチャーを絡めると、数釣り可能です。
シーズン別ベイト
ベイトは以下の通りなので、ベイトに合わせてルアーをセレクトするのがポイントです。
- 春:稚アユ
- 夏:イナッコ
- 秋:イワシ、コノシロ、落ちアユ
- 冬:シラスウナギ
紀ノ川シーバスでおすすめのシーズンは、秋です。以下の動画でも紹介されている通り、大堰付近で数釣りできており、ランカーシーバスも釣れています。
また、上記の動画では日中及びイワシパターンの釣りになりますが、筆者がおすすめするのは夜及び落ちアユパターンです。紀ノ川でシーバスを釣るなら是非落ちアユパターンのランカーシーバスを釣ってもらいたいところです。後ほどご紹介しますが、紀ノ川はジョイクロへの反応がとてもいいです。(筆者は、そのためだけに専用ロッドとリールを購入したほどです。)
紀ノ川おすすめのルアー
今回、紀ノ川を攻略する上で選抜したおすすめのルアーをご紹介します。
ミノー
アイマ(ima) コモモ (komomo) SF-125
河川・河口のドリフト最強ミノー
値段がはりますが、超過アップにつながります。紀ノ川は比較的大型の河川になりますが、飛距離は申し分ないので、とても有効です。地形の変化に富んだ紀ノ川では、シャローの攻略には欠かせません。ただ巻きで食ってきます。
ビッグベイト
GUN CRAFT JOINTED CLAW(ガンクラフト ジョインテッドクロー)148改 松浦テグスカラー
ブラックバス用として生まれ、秀でた釣果実績を持つ「元祖S字系」ビックベイト
ブラックバス用の「元祖S字系」として生まれたジョイクロですが、シーバスにも絶大な釣果を得られます。ビッグベイトで釣るということも一つのステータスになるようです。紀ノ川では、落ちアユパターンのランカーシーバス狙いに有効なルアーといえます。
小さなベイトフィッシュパターンにおいても釣果を生み出すことができると認知されておりますが、筆者は小型ルアーの方が効率がよく、そういったパターンの時にわざわざ重たいビッグベイトを投げようと思わないため、秋の落ちアユパターンにしか使用していません。
バイブレーション
Bassday レンジバイブ 70TG
タングステンウエイトを採用し、従来以上に高比重化
飛距離と沈下速度がよく、デイゲームにはかかせません。特にフォールでのヒラヒラしたアクションはシーバスのバイトを誘います。紀ノ川では、早巻きではなく普通巻きの方が反応がいい印象です。レンジバイブは、遅巻きでも振動するので、スローに巻いてみても効果的です。
まとめ
以上、紀ノ川についての基本情報、攻略ポイント、おすすめのルアーをご紹介してきました。オールシーズン魚影が濃く、80upのランカーシーバスの宝庫である紀ノ川で、シーバスを釣ってみませんか。